そこに君だけしかいない世界  君ノ声

けだるさ止まず。ヒトカラ行ってより増す。ううむ。


君の声

君の声


はてさて。言葉の人中村一義の曲。この人はずっと好きな人は好きって立ち位置だったけれど一般受けし始めたのは確かこの曲のあたりだったはず。


それまでは抽象的なテーマを中心に独特の言葉で描いてきたのが、この曲で一気に身近なものを描いたといった印象。それは「君の眼に映る僕」と「僕の眼に映る君」と「君の声」だ。いろんな人がいて、いろんな声が広がる街だけれども、出会う人は声かえす鏡のように君の声を反射させる。五分弱生み出される空間はもはや、ある種のセカイ系だ。