文化に触れねば死す

めっきり漫画の単行本を買うことが減ってしまった。今となっては同人イベントが大変に貴重な機会だったと思う。表紙買い。背表紙だけしか見えない新刊コーナーでは大変難儀なことだ。いま世界とつながってるのは定期購読してるアフタヌーンだけ、ってのも過言じゃない。

ただ感性はめっきりと鈍っているのもわかる。四季賞の作品を読んでぐっとくる瞬間ってのがびっくりするほどぜんぜんないのだ。もともと世間一般との親和性をもたずにきて、それでもこっちの文化があるもんね、って生きてきた中で気づいたら隔絶。吸える酸素ももはや残り少なく。しかしこのままでは老害一直線。という危機感は徐々に。