恐ろしき足のつかなさ 志村貴子「新装版敷居の住人」(5)(6)
さっき読み切った。高校あたりで読まなくてよかった。絶対にはまってた。この空気。
- 作者: 志村貴子
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/09/18
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終盤の展開のテンポの良さこそ志村貴子の一番の武器ではないかと思う。放浪息子の話の流れも大好きだけれど、どうにかなる日々と同じようにドラマティックなはずの要素がたくさんちりばめられているのに、決して定型的な動きをしないのだ。
そのためにキャラクターに親近感が湧く。どうしていいのかわからないまま時間が過ぎていくのってあるよなあ。とりあえずキクチナナコはむかつく。だがそれが良い。