悪意は曲がって飛んでくる? 志村貴子「放浪息子」(9)「敷居の住人 新装版」(1)(2)
- 作者: 志村貴子
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/07/25
- メディア: コミック
- 購入: 9人 クリック: 279回
- この商品を含むブログ (120件) を見る
- 作者: 志村貴子
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/07/25
- メディア: コミック
- 購入: 5人 クリック: 118回
- この商品を含むブログ (42件) を見る
- 作者: 志村貴子
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/07/25
- メディア: コミック
- 購入: 6人 クリック: 25回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
いろんなことがありつつも、ここに紹介していない本はたまっていくばかりであります。
さてさて出ました放浪息子。やっぱりこの人が描く人間の心情って良いな。嫌な奴が本当に嫌だ。眼球にそろりと乾いた指で触れるような感じ? そういうところにリアリティを強く感じる。あんなちゃんがあんまり出てこない上に、登場のしかたが漫画チックじゃなくて、わかるんだけど、残念。
で、一緒に出てた敷居の住人の新装版も購入。初連載にして、雰囲気はすでに同じような感じ。これを中・高校生あたりで読んでなくてよかったと思う。たぶん、面白いとは思えなかった。主人公むかつくつって終わりそうな気がするもの。痴漢されるくらいの美少年で当然の如くモテモテでラブコメっぽい接近もないとかさ。
展開も、リアルなのとわかりやすいのは違うんだろうな。出来る限り現実に近づけた人間の顔の造形をかわいいのと同じみたいに。でも、リアルな創作に近づきたいなあ。なんだろうこの気持ちは。恋?